社長の言葉 ―ISOWAの理念―

Philosophy
ISOWAの理念ISOWA
「何のために働くのか」
その問いに対する答えは、100人いれば100通りでしょう。

じゃあ、『私』は何のために働くのか。
聖人君子であれば、「世のため人のため」と言うのでしょう。
「お客様のため」「株主のため」「社会のため」――
名だたる経営者たちは、こう答えるのかもしれません。

でも、私はそんな立派な人間ではありません。
どこにでもいる、普通の人間です。

見栄やプライドを捨て、とことん自分に正直に向き合った時、
本音で出てきた答えは、『自分と自分の愛する家族のために働きたい』という素直な気持ちでした。
社長である自分でさえ、世のためでも、お客様のためでも、社員のためでもなく、
自分と自分の家族のことが、まっさきに心に浮かんだ。
であれば、社員はなおさらそうなのではないか。
みんなが、自分と自分の愛する家族の幸せを想い、働いている。
それを、みんなが互いに尊重する。

そんな会社、そんな仲間同志(『同士』ではなく、『同志』です)であれば、
みんな幸せに働けるんじゃないか。
そう思ったんです。
私は、祖父の興したこのISOWAという会社のおかげで、
幼少期から今に至るまで、何ひとつ不自由なく生きてくることができました。
だから私はISOWAに、そしてここまでISOWAを築いてきてくれた先達たちに、
深い恩を感じるんです。
この恩に報いるために私ができること。
それは、今ISOWAにいる社員、そしてこれからISOWAに入ってくる仲間を幸せにすること。
それに尽きると思っています。

社員(私たちは「ISOWAビト」と自称しています)一人ひとりが、
自分なりのストーリーでISOWA『を』生きることで、幸せになれる。
社員が幸せでなければ、その会社で作られる製品が
お客様を本当の意味で幸せにすることなど、できるはずがありません。
私たちが生み出す機械が、サービスが、お客様に幸せを運び、
そんなお客様の元で生まれたダンボールが、世界中に幸せを運ぶ。

そんな夢を見ながら、今日も私たちは、
真剣に「世界一社風のいい会社」を目指しています。
株式会社ISOWA 代表取締役社長 磯輪 英之